ほんとに楽しいの…? 昆虫○○

先日、県内の大きな本屋に足を伸ばしたところ、そこですごい本を発見しました。
その名も「楽しい昆虫○○」!(あとの記事から考えて下さい^^;)最初は棚をさーっと見ていて「楽しい昆虫採集」かと思ったのですが、よく見ると違ってました^^;

カラーでインパクトありすぎる表紙をさっとスルーして、目次を見ると…。
「和食―四季の味を楽しむ」
「洋風料理―オードブルからメインまで」
「中華・韓国・エスニック―世界の味を食す」
と、普通の料理本と変わらない章が並んでいます。しかし最後に、
「昆虫スイーツ―和と洋のデザート」って…^^;
とにかく昆虫を、ありとあらゆる食べ方で食べてしまおうという内容のようです。

一般的にも食べられているイナゴやハチの子の他、それは食べないだろう…というものまで食材もさまざまです。

実際の料理のページはさらに強烈だったので、じっくり眺めることはしませんでしたが、この本はなんとAmazonで「なか見検索」ができます。誰が見るんだろう…と思いますが、私のような人が見るんですね^^;

驚くことに、文章がなかなかいいんです。引用してみると…
「若虫ちらし」
「春はバッタの赤ちゃんがぴょんぴょんとびはね、命にあふれる季節です。そんなうきうきする季節にぴったりなのがちらしずし。おいしさでは定評あるハチの子をご飯に混ぜ込み、かわいい春の若虫たちを飾ってみました。」
と、季節感ある文章が並んでいます^^;
そしてリアルすぎる料理の写真が添えられていますが、ありがたいことに中の写真は白黒です。

Amazonのレビューの欄を見ると、他の方が引用しておられる、ユーモア溢れる他の記述も読めます(笑)
「これはホームパーティーなどにぜったいおすすめ。いろんな虫をふんだんにトッピングしたにぎやかカナッペです。あっと驚くみんなの顔が思い浮かび,作るときからウキウキ楽しい料理です。」
確かにみんな驚くでしょうね…^^;

私は小さい頃から昆虫図鑑を愛読していたくらいで虫は好きなほうなのですが、食材として考えるのはやっぱり抵抗ありますね^^;
でも、将来の食糧難に備えて、こういうことを研究するというのも大事なことなのかも知れません。

虫が平気な方は、一度ご覧になってはいかがでしょうか(笑)
ちなみに本の題名は「楽しい昆虫料理」でした。(分かりますよね 笑)作者は内山昭一さんです。