ドクターストレンジ マルチバース オブ マッドネス 監督 サム・ライミ
久しぶりの映画記事。
ドクターストレンジ マルチバース オブ マッドネスを配信で観ました。
1は劇場で観たけれど、正直ラストのドルマムゥとの戦いが単調で眠くなりました。
小ネタに走り過ぎてテーマに一貫性がなかったのも問題だったと思います。
でも、今回はクリスティーンに去られたストレンジと、子供を取り戻したいワンダ(スカーレット・ウィッチ)の対決が愛を軸としたテーマだったので、一貫性がありラストまで集中して観ることができました。
アメリカ・チャベスのマルチバース(多元宇宙)を行き来できるパワーを手に入れて、マルチバースを思いのままにする事で子供のいる世界を永遠に手に入れたいワンダ、どのマルチバースに行っても変わらずクリスティーンを愛し続けるストレンジが切なかったです。
昔の幸せだった頃の思い出が映し出されるシーンには号泣でした。
いつかはストレンジにも幸せになってほしいです。昔のストレンジとはたぶん違うはずだから…。
知的なベネさんにストレンジはハマリ役で、手から魔法を繰り出す姿もCGもパワーアップしていました。
音符を魔法に乗せて発するのがオシャレでした。
ソーサラースプリームにまで昇格したウォンが好きで、いい所でいつも助けに入ってくれるので安心して見られます。
1でも大活躍だったストレンジのマントちゃんは、気絶したストレンジをペチペチするものの起きないので自分でチャベスを助けに行ったり相変わらずの活躍で、可愛かったです。
マルチバースの扱いも分かりやすく、SF初心者でも楽しめるようになっていたと思います。
ラストの衝撃は次作への前フリなんだろうけど、なくても良かったかな。