図書館生活&年末恒例ベスト10雑感

仕事が忙しい時期に入ると読書がしたくてたまらなくなるのは、やはり逃避でしょうか^^;思えば受験も近い中3の時、突然「風と共に去りぬ」を読み始め親に怒られたことも…。

今読んでいる本も終わっていないのに図書館に行ってきました。「本の雑誌」の2009年度ベスト10に入っていて、SF部門では第1位だった「ペルディード・ストリート・ステーション」が気になったからです。小さい図書館なのでこんなマニアックそうな本があるかなと思いましたが、ありました。そしてぎっしりつまった小さな活字の二段組み、651ページの大冊にびっくり。こんなの今借りて読めるの?と思いつつ一応借りてみました。
もう一冊気になっている津原泰水さんの「バレエ・メカニック」は「ペルディード~」の厚さに負けてまた次回^^;

この時期の各種ベスト10は年末年始休みの読書に向け、毎年読む本を選ぶのに参考にしています。ミステリ読みにとってお祭りのようなものでとても楽しみなのですが、すぐにも読みたくなるのでそれがちょっと困ります^^;

このミステリーがすごい!」は巻頭に堺雅人さんのインタビューが載っていて、これは堺さんファンの私には嬉しかったです^^読書家なのは知っていましたが、京極さんの作品を二度三度と再読されていたとは…尊敬です。妖怪シリーズもまだ全部読んでなくて、再読なんて退職後だと思っている私です。
それにしても巻末の小説っているかな~?私は前のバカミスベスト10とかの方が好きでした。「本格ミステリ」の装丁大賞とか、そういう遊び心がある内容の方がいいと思います。

「このミス」ベスト10の中で読んでいたのがたったの一冊だったというのが何とも…。「本格ミステリ」の方では一冊も読んでません。自分をほんとにミステリ読みと言っていいのか分からなくなってきました^^;でも、キープしてる作品がいくつかあるので、この冬読めたらいいなと思ってます。

「新参者」は、少し前に古書店のポイントカードが千円分たまり、300円で購入してきました。「Another」は図書館で3人予約入ってて、どうするか迷って結局予約しなかったのですが、今ちょっと後悔…。でもそれよりも前に積読の「暗黒館~」読みなさいって^^;
やっぱり道尾さんの作品は票割れしてましたね。私は「鬼の跫音」の方が完成度高いと思うのですが、ミステリとしての評価だとやっぱりあっちになるんでしょうね。

海外物の「ミレニアム」と「犬の力」は自分は読むことなさそう…。積読中の「グラーグ57」「死神を葬れ!」「悪意の森」は絶対に読もうと思ってます。カーリイの「毒蛇の園」も気になります。途中からほったらかしのライムシリーズもなんとかしなきゃ…と毎年読みたい本が積み重なっていく相変わらずの私なのでした。