AVATAR  監督 ジェームズ・キャメロン

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今話題の映画「AVATAR」に行ってきました!地元で3D上映はされないのじゃないかと思っていましたが、小さな映画館でもちゃんと3Dでした^^

地球から遠く離れた衛星パンドラ。そこにある貴重な鉱物資源を採掘するため、車椅子の元海兵隊員ジェイクはアバターに思考を同化してパンドラを訪れます。アバターとは、先住民ナヴィと、人間のDNAを組み合わせた分身です。亡くなった双子の兄がこのプロジェクトに参加していたというだけで飛び入り参加することになった彼は、ナヴィの言葉も風習も知らないままにこの世界に降り立ちます。

まず3Dですが、考えていた「飛び出してくる映像」とは違い、奥行きのあるものでした。パンドラの森や渓谷がどこまでも広がっているという気がして、とても自然に感じられました。だから約3時間という長さでも、疲れたり3D酔いを感じたりせずにすみました。評判のように「自分がその中にいるような…」というまでには至りませんでしたが、IMAXで見るとかなりリアルらしいので、近くにある方はそこで見ると良さそうです。
でも、普通の劇場でも映像美は素晴らしかったです。CGであることを忘れてしまいそうでした。特に発光植物のシーンは幻想的で本当に美しく、いつまでも見ていたい気持ちになりました。飛行のシーンは3Dのおかげでよりスピード感と迫力を感じられました。

ストーリーは異種族間の対立と理解という王道を行くものです。ジェイクは族長の娘ネイティリに言葉や狩り、飛行の仕方を習ううちに気持ちが通じ合い、愛するようになります。その頃には見ている自分も、縞のある青い肌と大きな黄色い目のナヴィ族にすっかり親近感を持つようになってしまいました。表情、特に目の表情をCGにキャプチャーするということに重点が置かれているので、アバターの表情は全く俳優のそのままで違和感がありません。
交渉が決裂し、人間側が暴挙に及ぶシーンでは、ナヴィ族に完全に感情移入していたために涙が出ました;;

全面戦争の空中戦の迫力とスケールはぜひ体感してほしいと思います。
ジェイクとともにアバターでパンドラに行く科学者をシガニー・ウィーバーが演じていますが、人間側の大佐が戦闘機を撃墜されてもしつこくモビルスーツ型戦闘機に乗り換えて襲ってくるシーンでは「エイリアン2」のウィーバーを思い出しました。「AVATAR」のウィーバーは戦うシーンこそありませんが、印象的な好演です。

映像や3Dだけでなく、心情面を丁寧に描いているのも良かったと思いました。髪の毛の先にある触手で生き物や植物と心を通じ合わせるというパンドラ人の特徴が最後まで重要な意味をもち、生きた設定だったことに感心させられました。また、ラストでネイティリがとったある行動には心が温かくなります。ただ「きれいだった」「すごかった」だけでなく、「ああ、いい映画を見られて良かった」という気持ちになれました。
CMであまり興味が持てなかったという人にも(私も最初はそうでした)これは絶対おすすめの映画です^^