復活!古書店巡り

読書の方は全然進んでいないのに関わらず、ちょっと元気になったのに気を良くしてさっそく古本屋巡りに出かけたのでした。

まずは新刊書店の中に古本コーナーのあるフタバ書店へ。
珍しく新刊で二冊も購入しました。
・「蝦蟇倉市事件1」(アンソロジー
道尾さんが設定を考えたという、同じ市を舞台にした競作アンソロジーです。伊坂さんも載ってるとあれば買うしかないでしょう^^

・「文・堺雅人」 堺雅人
堺さんが「月刊TVnavi」に連載されていたエッセイをまとめたものです。直筆で原稿を渡していたという堺さんの人柄が感じられる内容です。

古本では、
・「世界ぐるっと朝食紀行」 西川治
タイトル通り、世界中を旅して、その国での朝食を紹介した旅行記です。休日の朝番組でもよくこういうルポがありますが好きでよく見てます^^

・「ガーディアン」 石持浅海
確か映画化されたんでしたっけ?危険を回避する不思議な力に守られた少女の話です。

・「巨人たちの星」 J・P・ホーガン
ガニメアンシリーズ三作目です。

次はぶくおふH店へ。
何と単行本500円セールと、300円以上の文庫、新書250円セールをやってました。
その上前に引いたくじで1200円分の割引券を持っていたのでかなり割安に買えました^^
まずは単行本。
・「乱反射」 貫井徳郎
見た目が東野さんの「白夜行」に似てます。これも相当シリアスそうな話です。

・「電氣人間の虞」 詠坂雄二
これだけ評価が分かれているとかえって気になります^^;

・「九人と死で十人だ」 カーター・ディクスン
世界探偵小説全集の一冊です。これが500円は嬉しかったです^^

ノベルス&文庫です。
・「密室殺人ゲーム王手飛車取り」 歌野晶午
この続編が本格ミステリベスト10で1位でしたね。

・「押入れのちよ」 荻原浩
表紙の女の子がかわいらしい短編集です。

・「孔雀狂想曲」 北森鴻
骨董品店を舞台にした連作ミステリです。北森さんの作品、これからももっと読んでいきたかったのに残念です;;

・「モノレールねこ」 加納朋子
加納さんの作品はまだ読んだことがありません。

・「象られた力」 飛浩隆
初期の中編を改稿して集めた作品集です。

・「弓弦城殺人事件」 カーター・ディクスン
100円でした。犯罪学者ゴーント博士が唯一登場する作品です。これは古い版で、昔っぽいイラストがgoodです^^その上、中に「ハヤカワ・ミステリ文庫誕生にあたって」という小冊子がはさまってて、クイーンとダールとディック・フランシスの祝辞が載ってました。

・「白鹿亭綺譚」 アーサー・C・クラーク
100円でした。パブでのほら話という体裁の、ちょっと変わったSF綺譚集です。

最後にぶくおふY店へ。
単行本です。
・「めくらやなぎと眠る女」 村上春樹
海外で出版された作品構成の第二弾です。初めて読む作品も入っています。「象の消滅」の時も思ったのですが、装丁がおしゃれなんですよね~。

・「柳宗民の雑草ノオト」 柳宗民
細密な植物画が美しい植物エッセイ集です。

文庫です。
・「夜がはじまるとき」 スティーヴン・キング
一番新しい短編集です。こんなに早く見つけられるとは思いませんでした。

・「12番目のカード(上下)」 ジェフリー・ディーヴァー
ライムシリーズも着々と揃ってるんですが、読むのが追いつきません^^;

はい、買いすぎですね、おっしゃる通りです^^; でも今回は冊数の割に安上がりでした^^