若葉の季節にやってきた本

5月の休日に少しずつ買い貯めた本をご紹介。今回はかなりユニークなラインナップです。

まず新刊です。
里山の少年」(文庫) 今森光彦
私の好きな昆虫写真家の今森さんが里山の自然と人の関わりについて描いたエッセイです。写真も多く載っていて、とても美しいです。


古本単行本です。
「奇談蒐集家」 太田忠司
魅力的なタイトルですよね。収められている短編も、「自分の影に刺された男」「金眼銀眼邪眼」など面白そうです。

「レイトン・コートの謎」 アントニイ・バークリー
ゆきあやさんが爆笑されていた作品です。帯がちゃんとついているのですが、「このミス」や「本格ミステリ」でもランクインしているんですね。

レオナルド・ダ・ヴィンチの空想厨房」 S・ラウス&J・ラウス
ダ・ヴィンチの描いた図版の数々がすべて料理のために使う物であると勝手に解釈して、機械の説明や料理法などを載せた本です。その本格的なパロディぶりはまさに奇書と言っていいでしょう。こんな面白そうで変てこな本を100円で買えたなんて^^これは最近一番の収穫です。


古本文庫です。
まずは創元推理文庫三連発。
「啄木鳥探偵處」 伊井圭
読んだことのない作家さんです。金田一耕助ならぬ金田一京助が、石川啄木の助手になって事件を解決するというユニークな設定です。

「サイン会はいかが?」 大崎梢
前から探していた、成風堂書店シリーズ第三弾です。

「田舎の刑事の趣味とお仕事」 滝田務雄
ブロガーさんの中でもキャラの面白さで評判が良かった作品です。


国内物100円文庫です。
「よもつひらさか」 今邑彩
読んでみたい作家さんで、少しずつ集め中。

「凶笑面」「触身仏」 北森鴻
蓮丈那智シリーズです。読んでみたいシリーズだったので、安く買えて良かったです。

「秘密。」(アンソロジー
ダ・ヴィンチ」に連載されていた、一つのストーリーをA面、B面として別の主人公からの視点で描いた作品集です。伊坂さんや有栖川さん、小川さん、吉田さんなどが参加しています。


古本海外物文庫です。
「火星の交換頭脳」「火星の秘密兵器」 E・R・バローズ
小学生でSFの面白さを知った私がはまったシリーズです。今は合本版が出ていますが、これは当時のままの本です。私が持っていたのは5までだったので、この6,7と巡りあったのは嬉しかったです。

「アナンシの血脈」 ニール・ゲイマン
図書館にもあるのですが、大冊なので、手元に置いてゆっくり読みたいと思い買いました。

「深夜の逃亡者」 リチャード・マシスン
マシスンお得意のサスペンスもの。「奇術師の密室」もあるので読まなくちゃ…。

「オッド・トーマスの霊感」 ディーン・クーンツ
ひさびさに評判の良いシリーズ物。今三作めまで出ているようです。

図書館でも少し借りているので、なかなか私設図書館の読破が進みませんが、そのうち…^^;