忘れていた本

代金引換で荷物が届きました。本らしいのですが、代引で買った覚えがありません。

「ちょっと開けてみたら…まずいですよね?」

「開けたら返品できませんよ。法律で決まっています。」(冷たく)

「そうですよね…」(当たり前か…)←バカ^^;

何を頼んだのか全く思い出せないまま代金を払いました。

で、開けてみたところ…
東京創元社のサイトで販売していた芦辺拓さんのサイン本「綺想宮殺人事件」でした。
だいぶ前に頼んだのですっかり忘れていました^^;
黒死館殺人事件」「ドグラ・マグラ」「虚無への供物」に続く世紀の〈奇書〉だそうです。(どれも読んでないですが^^;)
凝りまくった各章のタイトル(「第五篇 バルニバービ文字と回転座標系における慣性力は必須教養なること」とか…^^;)といい、ギリシャ神話風の重厚な挿画といい、かなり力が入った作品のようです。頼む時にも何とも幻惑的な紹介文に惹かれました。
でもカバー下のショッキングピンク一色にはどんな意味が…^^;
森江春策ものは2作くらいしか読んでない気がしますが、久々に挑戦してみようと思います。