夏の終わりと古書店巡り

8月最後のお出かけ&古書店巡りに行ってきました。夏休み最後の土日ということで、どこへ行ってもすごい人出で、駐車する場所を見つけるのに一苦労でした。もう夏が終わっちゃいますね~。読書の秋と言うけれど、自分にとって秋はあまり本が読めない季節です…。

それではまず単行本から。

ペンギン・ハイウェイ」 森見登美彦
図書館に予約していたのですが、古本で見つけてしまいました。手元に置きたい本だったので買うことに…。

「麦ふみクーツェ」 いしいしんじ
いしいさんの作品って賢治っぽい雰囲気がありますよね。100円だったのですが、中に手書きPOP集の小冊子が挟まっていて、さらにお得な気分になれました。

綾辻行人 ミステリ作家徹底解剖」
綾辻さんのミステリには夢中になりました。初めてサイン本を手にした作家さんでもあります。

文庫本です。
「帽子収集狂事件」 J・ディクスン・カー
カーの代表作です。遠い昔読んだような気もします…。でも、学生時代読んだ海外ミステリのほとんどは母の蔵書だったので、手元に置きたいと思って買いました。

「ポワロの事件簿1」「ポワロの事件簿2」 アガサ・クリスティ
これは間違いなく読んでますが(上と以下同文)表紙がひらいたかこさんで、面白い雰囲気を醸し出しています。

「閉じた本」 ギルバート・アデア
全て会話と独白で構成された異色ミステリです。驚愕の結末、という紹介文にも惹かれました。

「木曜日だった男」 チェスタトン
ブラウン神父で有名なチェスタトンの、非ミステリ作品です。題名がいいですね。

「冬のさなかに~ホームズ2世最初の事件」 アビン・ペン・ベイカ
何とホームズとアイリーン・アドラーとの間の娘が探偵役の作品です。ホームズ物のパスティーシュとしては異色ですね。

「セピア色の凄惨」 小林泰三
小林さんの本は何冊か持っているのですが、最初の頃の数冊以来読んでないです。でも何か気になる作家さんで、つい買ってしまいます。

「事件を追いかけろ(日本推理作家協会編)」(アンソロジー
伊坂さんの読んだことがない短編が載っていたので思わず買ってしまいました。

次は一冊ですが東京旅行の時、吉祥寺の古書店で買った本です。
「虚擬街頭漂流記」 寵物先生
第一回島田荘司推理小説賞を受賞した台湾の作家さんです。この本の評判は知っていて、単行本なので荷物になるとは思ったのですが、これだけは買って帰ろうと思いました。

ネット古書店です。
「螢」 麻耶雄嵩
かなり衝撃の本らしいですね。楽しみです^^

「皇居の森」 姉崎一馬 今森光彦 叶内拓哉
前に図書館で借りた本なのですが、あまりに美しい本だったので、手元に置きたくなりました。

「夜の姉妹団」 柴田元幸編訳
ちょっと変わった英米短編小説集らしいです。タイトル作はミルハウザーの作品です。柴田さんの選んだ作品なら間違いはなさそうです。

「3、1、2とノックせよ」 フレドリック・ブラウン
今回のネットでの一番の収穫はこれです。非常に評判の良いサスペンスものなのですが、絶版です。1987年版ですが、驚くほど状態が良かったです。

今回もたくさん買ってしまいました^^;で、本棚がかなり限界で…。それで、ビデオテープが占めていた棚を整理して、本が置けるようにしました。それに2時間かかって汗びっしょりです^^;でもこれでまた本が買える(マテ