古本市&探していた本

先日地元の図書館で「図書館まつり」がありました。古本市もあるということで行ってみたのですが、本の数自体は大したことはありませんでした。本も古い物が多かったですが、じ~っとよく見ると、文庫の中に創元推理文庫の見慣れないアンソロジーが。

「完全犯罪大百科―悪党見本市―」上・下 エラリー・クイーン
犯罪展示場に見立てて、分類されて載っています。上はセイヤーズやカー、下はストリブリング、クイーン、ブラウンなどの作品を所収です。

「犯罪の中のレディたち」上 エラリー・クイーン
残念ながら上しか見つかりませんでした。女性の名探偵が活躍する短編を集めています。ポール・ギャリコ以外は知らない作家さんです。

「犯罪は詩人の楽しみ」 エラリー・クイーン
有名な詩人が書いたミステリを集めたものです。バイロンワーズワース、イエーツ、キプリングなどそうそうたるメンバーです。

「犯罪文学傑作選」 エラリー・クイーン
これだけが今でも買えるようです。文豪と呼ばれる著名な作家が書いたミステリを集めています。モームゴールズワージースタインベックディケンズなどなど…。ウェルズの作品もあります。

相当年季が入った本ということもあって、すべて10円でした。こういう珍しいアンソロジーに出会えるのは古本市の良さですね。


ネット古書店では、ずっと探していたスタージョンの本をついに見つけました。

「一角獣・多角獣」 シオドア・スタージョン
異色作家短篇集」の中で一番読みたかった本です。一時は品切れで、かなり高額になっていたらしいですね。

「カーデュラ探偵社」 ジャック・リッチー
単行本では分散してた「名探偵カーデュラ」シリーズを一つにまとめたものです。文庫で読めるのが嬉しいです。

「銀河市民」 ロバート・A・ハインライン
スペースオペラの王道だそうです。表紙もそんな感じです^^;