きみはペット(松潤主演ドラマ)

仲良しのブロ友さんが、「きみはペット」の録画DVDを送ってくれたので、一気に見ました。見始めたら止まらなくて…^^;
 
東大卒で仕事もバリバリの新聞社員スミレ(小雪)は、失恋した上に部長を殴って左遷されます。そんな落ち込んだ気分の時、家の前で段ボール箱に入ってけがをしている武志(松潤)を拾います。行くところがない武志にモモという名前をつけ、ペットとして同居を始めます。

原作マンガは未読で、簡単な設定以外知らずに見ました。設定から言うと、有川さんの「植物図鑑」に似てますね。そっちはペットっていう扱いじゃなかったですが。
 
最初から松潤がかわいさ全開です。くるくるほわんとした巻き毛、無邪気な表情、甘えた話し方…。今の男らしい松潤とは大違いでびっくりしました。この頃20才だそうですが、見た目16,7くらいの感じです。
スミレが帰ってくると、「スミレちゃ~ん!おかえり^^」と走って抱きついて来ます。そんな姿を見たら、スミレじゃなくても頭をなでなでしたくなること間違いなしです
何でもできた「植物図鑑」のイツキと違って、モモは家事は全然ダメです^^;でも、一緒にいて、かわいい仕草を見せてくれて、心を癒してくれるという、まさにペットなんですねお風呂で髪をシャンプーしてあげるっていうシーンが何回も出てきますが、そういうお世話してあげたいなあという気分にさせてくれる男の子です^^
 
実はモモは将来を嘱望されたバレエダンサーで、踊るシーンがところどころ出てきます。松潤は嵐の中でダンスは上手い方だし、そのシーンは違和感なく魅せてくれます。同じバレエスクールの友達に瑛太が出ててびっくりしました。
 
やがてスミレは、かつての職場の先輩である蓮實(田辺誠一)とつき合い始めます。でも家にはモモがいるので、それをごまかすのに必死です^^;蓮實は憧れの先輩でしたが、スミレは彼によいところを見せたいと思うあまり、自分を出すことができなくて、デートをすると疲れてしまいます。そんな時にモモが癒してくれて、モモの前では素直に笑ったり泣いたりすることができるのです。
田辺誠一さんはわりと好きな俳優さんで、こういう人の良い王子様役にはぴったりです。でも、モモがあまりにかわいいので、あまり目が行きませんでした^^;
 
スミレはモモをペットとしか意識していなかったけれど、モモはスミレに特別な感情を持つようになります。スミレもモモの変化にとまどいを覚えるように。
 
ラストはちょっと納得できないところもありました。
このあとネタバレです。
 
 
 
 
 
 
 
 
モモはバレエでドイツ留学が決まり、スミレの元を去ることになります。スミレはモモのことを隠しておくことができず、蓮實に話してしまいます。でも彼とやり直したいと思って「好きでいてもいいですか」って言うんです。モモと特別な関係になってから、なぜそういう行動になるのかな…と。結局蓮實に振られて、モモが留学やめて戻ってきたので都合良く元のさやに収まったみたいな感じになってますが、もし蓮實が許してくれてたら、モモはどうなってたんだろう…と思います。結局スミレにとってはモモはペットでしかないのでしょうか。今後、蓮實に代わる人が現れたら、二人の関係って終わってしまうのかも。
 
昔は松潤がいじられ役だったとか、大ちゃんが松潤かわいい~っていうわけが、このドラマでよく分かりました。今はすっかり大人っぽくなって、ていうか大人ですが…。大ちゃんは反対にますますキュートになっていくのが不思議です