郵便少年 森見登美彦
小説と入浴剤がセットになった「ほっと文庫」の一冊です。しばらく品切れ中だったそうですが、ようやく買うことができました。箱がカバー代わりになっていて、文庫にはカバーがありません。短編一本分の薄い本ではありますが、やっぱりカバーがほしかったです^^;入浴剤は森の香りでした^^
「ペンギン・ハイウェイ」のアオヤマ君が3年生だった頃の物語です。
アオヤマ君は、気になったことはすぐにノートにメモするのが習慣の、好奇心旺盛な小学生です。彼が夢中だったのは郵便の仕事です。街のポストを探したり、回収の様子を観察したり、世界の果ての郵便局を想像したり…。将来、アオヤマ君は郵便局長になるのですね。
歯医者に通っているアオヤマ君は、そのビルの大家である八十才のヒサコさんに出会います。ヒサコさんから郵便局のカバンに見立てた赤いバッグと、紺の帽子をもらい、配達員になったつもりで仕事を始めますが…。
アオヤマ君は、気になったことはすぐにノートにメモするのが習慣の、好奇心旺盛な小学生です。彼が夢中だったのは郵便の仕事です。街のポストを探したり、回収の様子を観察したり、世界の果ての郵便局を想像したり…。将来、アオヤマ君は郵便局長になるのですね。
歯医者に通っているアオヤマ君は、そのビルの大家である八十才のヒサコさんに出会います。ヒサコさんから郵便局のカバンに見立てた赤いバッグと、紺の帽子をもらい、配達員になったつもりで仕事を始めますが…。
自分のことを宇宙人だというヒサコさんと、やはり自分のことを宇宙人だというクラスのハセガワ君。人との関わりがうまくできない2人が、アオヤマ君には心を許して手紙を託すことにほっこりさせられます^^アオヤマ君の真面目で一生懸命なキャラクター、好きです^^
ヒサコさんの南極からの手紙は切なかったですが、アオヤマ君とハセガワ君は、きっと未来に、そして火星に手紙を届けることができるのでは…と思うラストが爽やかです^^