まほろ駅前多田便利軒  監督 大森立嗣

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多田と行天のコンビ再び!
テレビ東京で「まほろ駅前番外地」が、映画と同じく瑛太松田龍平でドラマ化されることが決まりました。

前作である「まほろ駅前多田便利軒」のDVDは貸し出し中が多くてなかなか借りられなかったのですが(なぜか一本しか置いてない)先日ようやく借りられました^^

便利屋を営む多田は、高校の同級生だった行天と再会します。几帳面な多田と、トラブルメーカーの行天のコンビが、便利屋に持ち込まれる仕事を通して、自分の過去とも向き合っていく様子を描いています。

原作の2人は中年で、まだ20代の瑛太松田龍平がどんな風に演じるのかと思っていましたが、雰囲気のある俳優さん達なので、違和感は全くなかったです。
2人とももうお父さんだし、子供を思う父親の気持ちは分かりそうですね^^

多田が「なんじゃこりゃあ!!」って叫んで、それを聞いた行天が、
「誰それ?全然似てない」
ってツッコむところが笑えました(笑)
もちろん、松田くんのお父さん、優作さんの有名な台詞ですね♪

親に愛されない由良に向けた、原作で最も好きだった多田の台詞が、ちゃんと使われていたのが嬉しかったです^^
ほんとに胸に響く言葉で、それを瑛太が実際にしゃべっているのを聞くと涙が出てしまいました><

多田が行天に感じる負い目、2人の家族に関わる過去については丁寧に描かれていましたが、本の最後のエピソードがなかったので、多田の心境の変化までは描ききれませんでした。ここのあたりはドラマの方になるんでしょうね。
でも、原作がまだ完結してません。特に行天は不穏な状態なので今後が気になります。

ルルとハイシーのコンビ、高良健吾演じる星のキャラが良かったです^^
ぜひ、ドラマも映画と同じキャストでやってほしいですね^^