シャーロック・ホームズ シャドウゲーム  監督 ガイ・リッチー

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謎解き部分も見応えがあった前作でしたが、本作はほとんどアクション物って感じでした。
前作同様スローモーションを多用した映像がインパクトがあります。

期待していたのはやはり宿敵モリアーティ教授との対決です。
高名な数学教授としての顔と、稀代の犯罪者としての裏の顔を使い分けるモリアーティを演じるのはジャレッド・ハリスハリー・ポッターで初期のダンブルドア校長を演じたリチャード・ハリスの息子です。なかなかの存在感でした。
特に、鉄の鈎をホームズの肩に突き刺して吊り上げ、ホームズを揺らす悪辣さには寒気がしました。

有名すぎるライヘンバッハの滝に落ちるシーンは、一作目のロンドン橋のシーンに比べてあっさりしてました^^;
ホームズが生き残ることは分かってるのでよけいにそう見えるんでしょうか(笑)

実はホームズとモーリアティよりも、印象に残ったのがホームズとワトスンの関係です。
ついにメアリーと結婚したワトスンですが、モーリアティとホームズの反目に巻き込まれて新婚旅行はめちゃくちゃに…^^;
でも、やっぱりホームズのことが憎めなくて、そばにいていろいろ助けてしまうんですね。
一方ホームズはワトスンのことをまるで恋人みたいに心の支えにしてます。時々切ない表情でワトスンのことを見てるのが気になります^^;
やんちゃすぎるホームズを、そばで支え、見守り、時に殴り(笑)そういうワトスンの苦労を感じつつ、でも結局いいコンビの2人を微笑ましく思うっていうのがこの映画の見方なのかも(笑)

あと、ホームズの変装が今回とにかく変でした(笑)
特にラストの変装には爆笑です(笑)

全体的に見ると、やっぱりミステリ部分を大切にしている前作の方が私は好きだな…と思います。
でも、おなじみの登場人物が活躍する楽しさが感じられるのは良かったです^^