空飛ぶ広報室 最終回

空飛ぶ広報室」終わっちゃいましたね~。
原作を読む予定がなかったのに、ドラマの面白さに惹かれて、買って読みました。
自衛隊のことをほとんど知らずにいた私。
この本こそ、そんな私への広報室でした。

原作の最後にあった、「あの日の松島」
東日本大震災で被害を受けた松島基地のことを、ぜひ伝えたいという有川さんの思いが詰まった一編です。

そしてドラマの最終回が、その松島編でした。
前回、飛行機雲を見ながらお互いの気持ちを確認した二人。また会う約束をしたのに、起きた震災によって運命は大きく変わりました。

松島基地で被害を目の当たりにして、救援活動に当たる空井たち。
私も、地元から宮城県に派遣された消防隊の方から話を聞く機会があり、その過酷さを知りました。
空井は、多くの隊員が、自分の家も被害を受けながら必死に救援活動を行っていることを思い、リカが自分の家族となることで、つらい思いをさせるのではないか…と思ったのでしょう。
空井の気持ち分かるけれど、別々に生きていくことを決めた二人がどうにも歯がゆくて;;それでも二人で一緒に生きる道はないの?って思いました。

福岡にいたことで奇跡的に難を逃れたブルーインパルスは、松島の人々に復興への希望を与えたに違いありません。
私も青空に弧を描くブルーインパルスを見ながら涙してしまいました。
大勢の人たちは地元のエキストラさんですよね?実際にその場で見てどんな思いだったでしょう。

前回と同様、飛行機雲で描かれたハートマーク、そして鷺坂さんの言葉、これに背中を押されないわけないですよね!
鷺坂さんが来てくれて本当に良かった^^

最後、稲ぴょんがリカぴょんに変わってましたね^^
やっぱり二人にはラブラブが似合います。

原作では微妙な距離感のままの二人ですが、これはぜひ続編をお願いしたいです。
ドラマのようにうまくいってほしいですね。

ほんとに心に残る素敵なドラマでした。