脳男 監督 瀧本智行
感情をもたない「脳男」鈴木一郎が、犯罪者に鉄槌を下す、ダークヒーローアクションです。
そうなんです。原作はそんな感じだけじゃないですよね。
でも、映画は…。
原作のミステリ部分はばっさりカット。
原作で男性だった爆弾魔が女性になっているのは、最も驚きだった犯人を包囲するシーンに関係あるのだと、信じて疑いませんでしたが、全然関係なかったです。
これについては最後のネタバレで。
爆弾魔があまりにもエキセントリックで迫力ありすぎて、脳男も押され気味でした^^;
始めに2人いたのはどういうことなのか…人の心も操作できるということでしょうか。
他にもサイコパスみたいなのがいろいろ出て来るので、ちょっと出し過ぎじゃないかと…。
この映画の見所はやはり斗真くんの演技です。
台詞がとても少なく、表情の変化もないので、目だけで演技しないといけません。
「魔王」で、激情型の刑事だった斗真くんですが、今回は大野くんが演じたような感情をひたすら抑える役で大変だったでしょう。
でも目を観ているだけで心の変化が分かり、さすがだなと思いました。
くるくるとよく変わる日頃の表情を封印すると、とても繊細な美しい顔が現れてきて、ハッとさせられました。
原作にあった、子供を助けるために防犯センサーをかいくぐるシーン、観たかったです。
これは見所の1つだったんですが…。
子供を助けるシーンはありましたが、全然別のところでした。
江口さんの茶屋刑事、原作ほど破天荒ではありませんでしたが、やはり存在感ありますね。
でも、行動ががっかりです。部下を助けるためとは言え…刑事としてやってほしくないことです。
爆弾魔との直接対決で、原作にない、車に轢かれるシーン…真梨子(松雪さん)はもっと早くサイドブレーキ引いてあげれば良かったのに~。観ていてつらかったです。
原作ではラストシーンの鈴木の表情は苦悩を表すものでしたが、映画では感謝を表すものでした。
ここはどちらでも違和感なかったので、これはこれで良かったと思います。
原作を読んでいると残念なところが多い内容でしたが、映画だけ観るなら、別の驚きどころもあるので楽しめるかも知れません。
では、最後にネタバレです。
原作では、犯人は妊婦に化けていたので、男性より女性の方が向いている役なんです。
そうなんです。原作はそんな感じだけじゃないですよね。
でも、映画は…。
原作のミステリ部分はばっさりカット。
原作で男性だった爆弾魔が女性になっているのは、最も驚きだった犯人を包囲するシーンに関係あるのだと、信じて疑いませんでしたが、全然関係なかったです。
これについては最後のネタバレで。
爆弾魔があまりにもエキセントリックで迫力ありすぎて、脳男も押され気味でした^^;
始めに2人いたのはどういうことなのか…人の心も操作できるということでしょうか。
他にもサイコパスみたいなのがいろいろ出て来るので、ちょっと出し過ぎじゃないかと…。
この映画の見所はやはり斗真くんの演技です。
台詞がとても少なく、表情の変化もないので、目だけで演技しないといけません。
「魔王」で、激情型の刑事だった斗真くんですが、今回は大野くんが演じたような感情をひたすら抑える役で大変だったでしょう。
でも目を観ているだけで心の変化が分かり、さすがだなと思いました。
くるくるとよく変わる日頃の表情を封印すると、とても繊細な美しい顔が現れてきて、ハッとさせられました。
原作にあった、子供を助けるために防犯センサーをかいくぐるシーン、観たかったです。
これは見所の1つだったんですが…。
子供を助けるシーンはありましたが、全然別のところでした。
江口さんの茶屋刑事、原作ほど破天荒ではありませんでしたが、やはり存在感ありますね。
でも、行動ががっかりです。部下を助けるためとは言え…刑事としてやってほしくないことです。
爆弾魔との直接対決で、原作にない、車に轢かれるシーン…真梨子(松雪さん)はもっと早くサイドブレーキ引いてあげれば良かったのに~。観ていてつらかったです。
原作ではラストシーンの鈴木の表情は苦悩を表すものでしたが、映画では感謝を表すものでした。
ここはどちらでも違和感なかったので、これはこれで良かったと思います。
原作を読んでいると残念なところが多い内容でしたが、映画だけ観るなら、別の驚きどころもあるので楽しめるかも知れません。
では、最後にネタバレです。
原作では、犯人は妊婦に化けていたので、男性より女性の方が向いている役なんです。