シー・ラブズ・ユー  小路幸也

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バンドワゴンシリーズ第2弾です。ドラマであったエピソードが中心ですね。

2冊目になると、堀田家にすっかりなじんで、登場人物が多くてもとまどわずに読めるようになりました。もちろんドラマのおかげもありますが。

今回は冬のエピソードから始まっていて、この本を読み始めたのがちょうど同じクリスマスの頃でした。外出用の本にしてたので読み終わるのが遅くなりました。

前作と同様、身近な事件を家族みんなで解決して、それを亡くなったサチさんが温かく見守るという流れなのですが、その決まった流れが何とも心地いいです。
勘一の存在って大きいですね。昔ながらの雷親父という感じだけど、懐が深くて義理人情に厚い、一家の大黒柱です。今回は特に、事件を解決したり、藤島に機転を利かせて嘘を言ったりと大活躍です。
一方で我南人は「LOVEだねぇ」の一言で場の雰囲気をほんわかと温かくします。
ほんとに素敵な家族です^^

家族みんなで藤島さんのエピソードは、ドラマでは始め力ずくで止めてましたが、原作では穏やかに話して止めていたんですね。
この物語には物騒な展開は似合わないなあと思っていたので、この方がいいです。

赤ちゃんが2人も誕生して、新しい家族が増えました。これからますますにぎやかになりそうですね。
そして藍子とマードックさんはこれからどこに住むんでしょうか?堀田家から出て近くに住むのかな?
今後も堀田家から目が離せません^^