村上RADIO 8/5 ON AIR

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きのうバタバタしていて聴けなかったので、今日radikoのタイムフリーを使って聴きました。

村上春樹さんは初めてのラジオDJだというのに、とってもスムーズなしゃべりで驚きました。「走る時に聴く音楽」がテーマなので、村上さんが日頃ジョギングの時に実際に聴いているという曲を流してくれました。
ジョージ・ハリソン、ベン・シドラン、ホール&オーツなど、私が知っている歌手も挙がってました。

面白い話がいろいろありましたが、「下半身が安定するといい文章が書ける」と村上さんは常々言ってるそうなのですが、誰も信じてくれないのだとか。確かにずっと座ってるより、時々ジョギングしたりした方が身も心もスッキリしていい発想が生まれそうですが。

視聴者からの質問に答えてくれました。
「自分の葬儀でかけてもらいたい曲」という質問は三十通も来てたそうです。何でそんなことが聞きたいのかよく分かりませんが。質問した人は、こんな質問誰もしないから目に留まるだろうと思ったのかも知れませんが、別の意味で目に留まったみたいですね。
村上さんは、死ぬ時くらいは静かにしたいということで、曲は流してほしくないそうです。
でも最初は、ビージーズの「ナイトフィーバー」と冗談言ってました(笑)

ペンネームを考えたことはないか」(インタビュアーの坂本美雨さんの質問)は、小説家になると思ってなかったから、考えてなかったけど、つけておけば良かったなーと思っているそうです。それは、前に皮膚・性病科の病院に行った時に、「村上春樹さんー」と何度も呼ばれて恥ずかしくて、「皮膚です!」と言いたかったけど言えないし…ということだそうです。笑ってしまいました。

走ることが好きで、昔からよく走っていたけど、マラソン大会で、女子が友達に「がんばってー」と声援を送るんだけど、自分が走ってくると、「村上くん無理しないで」と声をかけられて、それはないだろと思ったそうで、それが今でも心に残ってるんですね。

他にも、ジョン・アーヴィングに走りながらインタビューしたことなど、前にどこかで読んだな?という話も飛び出してきました。

海外の曲に詳しい村上さんなので、それぞれの曲の時代背景やエピソードも付けて紹介してくれるのも楽しかったです。

村上ラジオ、ぜひまたお願いします!