今年を振り返って~心に残った本~

30日、31日と、大掃除、おせちの準備とよく働きました…。仕事復帰してからは仕事のことだけで精一杯で、家のことは最低限のことしかしてませんでした。

今年をふり返ってみると、入院手術、2ヶ月の自宅療養と、自分にとって今までにない出来事がありました。でも、それをきっかけにこのブログを始めて、皆さんと出会うことができました。今まで私的な領域だと思っていた読書という趣味を、こんな風に広げることができたなんて、本当に嬉しい驚きでした^^始めたばかりの拙いブログに訪れて下さった皆さん、本当にありがとうございます^^

2ヶ月家にいたおかげで、読書だけは今までになくできたつもりでいましたが、世の中にはもっともっと読書家の方がたくさんいらっしゃることに気づきました。
今年のベスト10を多くの方が載せておられますが、ベスト10にできるほどの読書は自分はできてないなあと…^^;国内、海外、長編、短篇、ミステリ、ノンミステリなど、分けてベスト10にしておられる方なんて素晴らしい読書量ですね^^

ベスト10にはできないけれど、特に印象に残った本をコメントつけて順不同で並べてみます。

新世界より貴志祐介          まさに新世界。時間を忘れてした読書では一番かも。
夜は短し歩けよ乙女森見登美彦   モリミーワールドに完全にはまった一冊です。
サクリファイス」 近藤史恵       衝撃を受けたといえばこの作品です。
「フロスト気質」R・D・ウィングフィールド  7年待ったかいがありました。
「深海のyrr」フランク・シェッツィング  映画にしたいスペクタクル作品です。
グラスホッパー伊坂幸太郎      遅まきながら読んでみて良かったです。
「魔王」伊坂幸太郎            好きな作品になるとは意外な感じでした。
「いのちのパレード」恩田陸       私の好みにぴったり合う作品集でした。
「人間の手がまだ触れない」ロバート・シェクリイ  海外短篇集で特にユニークだと感じた本です。 
「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ  余韻の残る美しい作品です。

そして、今読んでいる「テンペスト」、上巻の3分の2まで来ました。読み終わればこの中に間違いなく入ると思います^^

家の仕事をだいたい終えてホッと一息ついた私に、家族が「たいへんよくできました、ポンッ」と判子を押す口まねをしてくれました。「ゴールデンスランバー」だ…!そして、大人になっても「たいへんよくできました」は嬉しいものなんだなあ…とちょっぴり幸せな気分になった私です。

今年もあとわずかですね~ 皆さんよいお年を! 来年もよろしくお願いします^^