おいしい時間

一日遅れの誕生日のお祝いにフランス料理を食べに行ってきました。

入り江沿いにあるこぢんまりとしたかわいい店で、名前は「緑の風」を意味するフランス語です。周囲は和風住宅ばかりで、こんな所にこんな店が…とびっくりします^^;国道から外れてだいぶ奥まった所にあるので、通りすがりの人がちょっと行ってみようかということはありそうになく、地元民の間で口コミで人気を呼んだ店、という感じです。ご夫婦2人だけでやっておられるようです。週末でテーブル席は満員でした。

地元は魚がおいしいところで、前に「どっちの料理ショー」で地元の魚が食材として選ばれ、勝ったことがあります^^
メイン料理は肉(牛フィレ肉のステーキ)にしましたが、オードブルや他のお皿でも地元産の魚やアワビ、サザエなどが使われていました。特にアワビときのこのバターソテーはとてもおいしかったです。
また、季節の食材がいろいろとありました。菜の花、竹の子、桜の塩漬け、イチゴなど春らしいなあと感じました。

デザートで出たイチゴのスープアイス添えは絶品でした^^イチゴと生クリームのスープの中にバニラアイスといろいろなフルーツが入っていて、大きなイチゴが添えてあって、かわいくて美味しい一品でした。
最後に飲み物と一緒に出たプチ・フール(「タルト・タタンの夢」で呼び方を知りました)は生クリームとカスタードクリームの入ったミニクレープでした。そばに、金色にキラキラ光る針状の結晶のような飴細工が飾ってあり、とてもきれいでした。

フランス料理ってまるで絵画のように、その一皿が作品という感じがします。特に、周りに飾りを描くなど、ソースを使った工夫がされているのが特徴ですね。
日本料理も盛りつけ方の工夫はされていると思いますが、日本料理は食器に凝っていると思います。料理にあったお皿を選んでありますよね。焼き物の大家の作品になると、作品の方が料理を選んだりします^^;(美味しんぼでもありましたね)

それぞれの国の料理の良さがありますね。でも、私は醤油と味噌の国に生まれて良かったと思ってます^^

おなかいっぱいになりました~。ごちそうさまでした♪