2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

珍しい本

久しぶりに、昔からある個人経営の古本屋さんに行ってきました。 そこで見たことがない本を発見しました。 創元推理文庫、1979年初版「魔術ミステリ傑作選」(オットー・ペンズラー編)です。 奇術や魔術とミステリの融合といえばまず思いつくのがプリー…

目白台サイドキック 女神の手は白い  太田忠司

軽妙なコンビミステリが読みたいと思って読み始めましたが、思いの外重かったです。 細いチェーンで首を絞めた後、手首を切り落とす連続殺人が起きます。 これは、以前起こった解決済みの事件に酷似していました。犯人はすでに自殺しているのに関わらず…。 …

ダ・ヴィンチ 伊坂さん大特集

先日、「首折り男のための協奏曲」を読んだばかりで、今回の「伊坂幸太郎大特集」は嬉しい内容でした。 ・「首折り男~」のインタビュー 私が好きな「僕の舟」と「合コンの話」について語る中で使われた比喩がまた伊坂さんらしくて^^ 短編同士のリンク図が…

首折り男のための協奏曲  伊坂幸太郎

タイトルから、首折り男の連作短編集なのかなと思っていましたが、首折り男が出ない作品もあります。「首折り男の周辺」と「合コンの話」は既読でした。 「首折り男の周辺」 よく似た男の片方は殺し屋、片方は気弱な男…。この2人の関わりと、2人に関わった…