2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年を振り返って~心に残った本~

30日、31日と、大掃除、おせちの準備とよく働きました…。仕事復帰してからは仕事のことだけで精一杯で、家のことは最低限のことしかしてませんでした。 今年をふり返ってみると、入院手術、2ヶ月の自宅療養と、自分にとって今までにない出来事がありました…

百瀬、こっちを向いて  中田永一

「本の雑誌」のベスト10に入っていた本は読んでいないのですが、タイトル作だけ、恋愛アンソロジー「I LOVE YOU」に入っていたので読みました。アンソロジーは伊坂さんの「透明ポーラーベア」が目あてで、伊坂さんらしい作品で好きでしたが、この「百瀬、…

持って行く本

ついに大作「テンペスト」を読み始めました。歴史物はあまり読んだことがなく、しかも琉球王朝ということで難しい内容かと思ってましたが、これはおもしろい!です^^魅力的なキャラが次々に出てくるし、壮大な内容にも関わらず、ところどころクスッとさせ…

最近買った本&近況

年末進行が一応終了し、今日は休みをとっていました。 午前中いろいろな用事をすませ、午後からのんびり過ごす予定でした。 最初に前に録画して見ていなかった「イノセント・ラヴ」の最終回を見て、「成宮くん演技うまいな~」と感心。この人「ブラッディ・…

ラジオ・キラー  セバスチャン・フィチェック

ラジオ局に人質をとって立てこもった犯人ヤンの要求は、交通事故で死んだはずの恋人レオニーに会わせろというものでした。犯人はリスナーの家に無作為に電話をかけ、正しい答え方をした場合には人質を一人解放、できなかったら殺すという「キャッシュ・コー…

伊坂さんが買った本

「本の雑誌」1月号を読みました。2008年度ベスト10はなるほど他の雑誌とはひと味違うなあと思いながら読んでいると、いきなり「伊坂幸太郎」の名前が。しかも、執筆者のとこにあるではありませんか。 「本屋大賞の副賞を使い、仙台の書店で買い物する。」と…

夜は短し歩けよ乙女  森見登美彦

一目惚れしてしまった黒髪の乙女の行く先々に出没し、彼女の目に何とかとまろうとする「先輩」ですが、彼女からは「奇遇ですねえ!」の一言。彼女の外堀を埋めることに終始し、なかなか距離は縮まりません。そんな二人の周りには不思議ではちゃめちゃな出来…

朝日のようにさわやかに  恩田陸

まだ大作に挑戦する余裕がないので、「いのちのパレード」がお気に入りの一冊になった恩田陸さんの「朝日のようにさわやかに」を読むことにしました。 「水晶の夜、翡翠の朝」 理瀬シリーズを読んでないので、このシリーズの初読になりました。萩尾望都の「…

太陽の塔  森見登美彦

初モリミー作品です。モリミーなんて親しげに言ってますが、彼が京都大の学生だったことも知りませんでした^^; 別れた彼女をストーカーしている森田の、妄想に満ちた日々を描いた作品です。 全編を通して、彼女いない→彼女ほしい→でもできない→果てしない…

年末のお祭り

読書好きにとってのお祭りの時期が今年もやって来ました。そうです、年末恒例、ミステリベストテンです^^これで面白そうな本をチェックして、読むのを楽しみに怒濤のような仕事の忙しさを切り抜け、冬休みにチェックした本を購入してゆっくり読書…というの…