伊坂さんが買った本

本の雑誌」1月号を読みました。2008年度ベスト10はなるほど他の雑誌とはひと味違うなあと思いながら読んでいると、いきなり「伊坂幸太郎」の名前が。しかも、執筆者のとこにあるではありませんか。
本屋大賞の副賞を使い、仙台の書店で買い物する。」という題でした。なるほど、この雑誌に寄稿されたわけが分かりました。

「現金で十万円をもらうよりも図書カード十万円分をもらった方が嬉しいのはなぜなのだろう。」
いあ~分かりますよ私もw 本以外に使い道のないそれは、心おきなく本のために使うことができるではありませんか^^
と、共感しつつ読んでいくと、伊坂さんが仙台のあちこちの本屋さんを訪れている様子が…。書店員さんたちは普通に伊坂さんと顔を合わせているのだな~とうらやましく思いました。

実際に伊坂さんが購入された何十冊もの本の中で、私が持っているのは「パイの物語」(ヤン・マーテル)と「無痛」(久坂部羊)のたった二冊^^;
ソルジェニーツイン、ローレンス・ブロック島田荘司Dr.スランプ!wなど、多岐にわたる伊坂さんの読書傾向を知ることができました。

伊坂さんを幸福な気分にしたというクッツェーの作品は読んでみたくなりました。あと、「クローズアップ・虫の肖像 世界昆虫大図鑑」を購入されたことは、生き物好きとしては嬉しい気持ちでした^^この本は持っていませんが、今森光彦さんの「世界昆虫記」は持っています。とってもすばらしい本なので、伊坂さんにも教えてあげたいです。