ガラスの仮面 47巻

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46巻では、マヤが紫織に小切手を返すためにクルーズ船を訪れ、ばったりと速水に出会うところで終わりました。意識のない速水に紅天女の台詞で告白をする劇的なシーンからさらにこの展開。47巻はいつ!と思っていましたが、思ったより早く出ましたね~。
ネタバレありますのでご注意を。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
速水がマヤのためにドレスを買い、ドレスアップした姿はほんとに大人っぽく見えて驚きました。でも、もう20才越えてるのだから当たり前なんですが^^;
 
早朝のデッキで、速水のためにもう一度阿古夜を演じます。それは、明らかに速水への思いを伝えるものでした。お互いの気持ちにはっきりと気づいて抱き合う二人。左下のカットには次の展開を期待しましたが、とことんプラトニックですね…^^;でも別荘に誘うなんて、キャー!ですでも、それからの展開を考えると、別荘までの道のりは相当遠そうです^^;
 
マヤを心配した桜小路くんがバイクで迎えに来ます。でもマヤは速水に自分の言葉で思いを伝えるために、先に帰ってと言い置いて速水の元に走っていってしまいます。この後の速水とのシーンは、もう約束のできた二人って感じで素敵です^^しかし、それを陰で桜小路くんが見てしまうのです…!彼は申し分なく素敵な人だし、最初から、マヤだけを見つめて、支えていてくれた人でした。これだけずっと側にいたら、心を動かされそうですよね。実際マヤも、煮詰まったときに桜小路くんが遊びに連れて行ってくれて、それでほんわかした雰囲気になっていたのですが…。でもやっぱり無理でしたね。かわいそうな桜小路くん…
さらに追い打ちをかけるように、桜小路くんには試練が訪れます。
 
速水はマヤが持っていた小切手を見て、ようやく紫織が企んでいたことに気づきます(遅)他にも次々に企みの証拠が。それで、感じていた責任感や同情心は完全になくなってしまいます。でも結婚を破棄するということは、鷹宮グループの援助を受けられなくなるということで、大都芸能も岐路に立たされます。
速水が紫織の横をスッと冷たく通り過ぎるところは溜飲が下がりましたが、何しろ古典的な意地悪が得意な紫織お嬢様ですから、これからまた策略を練ってるかも知れません。
 
そして目が見えないことをカバーするためにひたすら稽古に励む亜弓の姿が。
 
マヤは幸せですが、周囲の人は大変なことになってますね。
流れからいって、次巻は亜弓の稽古の様子、桜小路くんの努力、紫織とのごたごたが中心になりそうです。紅天女の試演も近いし、しばらくはラブラブはおあずけかも^^;
 
それにしても、登場人物のコスプレシリーズ、これからも続くのでしょうか…(笑)