2015年のマイベスト10

さて、今年も紅白をバックに、2015年の読書生活を振り返ってみたいと思います。
今年は過去最低の読書冊数で^^;でも、マイペースで行こうと開き直っています(笑)
ベスト10にできるほどの冊数は読めてないのですが、あくまでも心に残った順ということで…^^;

1 「その女アレックス」 ピエール・ルメートル
昨年も今年もルメートルの人気はすごかったですね。読んだ両方ともトリックには驚かされましたが、こちらの方がホッとするエピソードがあるということで。

2 「街角の書店(18の奇妙な物語)」
いわゆる「奇妙な味」系なのですが、18編所収で外れがないという出色のアンソロジーです。

3 「魔術師」 ジェフリー・ディーヴァー
リンカーン・ライムシリーズです。イリュージョンの世界を舞台にしていますが、ストーリーがもうイリュージョンです。

4 「悲しみのイレーヌ」 ピエール・ルメートル 
トリックは、アレックスよりも大技です。いろんな意味でインパクトある作品でした。

5 「ミラクル昆虫ワールドコスタリカ」 西田賢司
見て楽しく、読んで楽しい昆虫写真集&エッセイです。虫好きなら何度も読み返したくなること間違いなし。

6 「ソラリスの陽のもとに」 スタニスワフ・レム
名作をやっと読みました。いい意味で予想を裏切られた作品でした。

7 「ジャイロスコープ」 伊坂幸太郎
今年唯一読んだ伊坂作品です。短編集ですが、すごく好きな作品がありました^^共作の「キャプテン・サンダーボルト」を読みたかったのですが、間に合いませんでした^^;

8 「記憶屋」 織守きょうや
初読みの作家さんです。ネットで評判だった作品ですが、これは当たりでした。

9 「火花」 又吉直樹
全てが良いとは言わないけれど、又吉さんの文章自体が好きなんです。

10 「屍者の帝国」 伊藤計劃×円城塔
円城パートは私には合わなかったものの、伊藤さんのパートの素晴らしさと、円城さんの伊藤さんへの思いに敬意を表して。

今年の国内の話題作がほとんど読めませんでした。海外はルメートル、そしてディーヴァーが読めたので満足です^^
来年は好きな作家さんは読み逃さないようにしていきたいです。

それでは今年もあと残りわずかとなりましたが、皆さん良いお年をお迎え下さい。
来年もよろしくお願いします^^