2021 ベスト本

あけましておめでとうございます。

もう、読書数について嘆くのは終わりにして、読めない自分を受け入れようと思っています。まだほそぼそと記事を上げているだけでもまあいいか、と。

 

さて、2021年のベスト5ですが、

1 兇人邸の殺人  今村昌弘

ミステリとしても、エンタメとしてのサービス精神も文句なしの一冊です。

 

2 逆ソクラテス  伊坂幸太郎

子供が主人公であることが最大限に生かされた、やはり伊坂さんらしい気持ちの良い連作短編集です。

 

3 N  道尾秀介

どの作品も読み応えがあり、しかもどれから読んでも上手く繋がるように書かれているというのが驚きです。

 

4 息吹  テッド・チャン

自分には読みにくい作品も多かったけれど、こんな発想ができるだけでもすごいと思いました。「商人と錬金術師の門」だけでもう大満足です。

 

5 復讐の協奏曲  中山七里

大好きな御子柴シリーズ、今回は今までのような度肝を抜かれる展開がないのが物足りないものの、法廷シーンの鮮やかさはお見事という他はありません。

 

今回はいつも読んでいるメインの作家さんが多く入りました。

それでは今年もよろしくお願いいたします^^