狂骨の夢(電子版第1巻)京極夏彦

                          

百鬼夜行シリーズにひさびさの復帰です。

いくら何でも前のシリーズ過ぎるだろう、とのツッコミはおありでしようけど、この本の分厚さに恐れをなして、シリーズから離れてしまったんです(^^;

でも、いつかシリーズに復帰したいとずっと思っていて、電子図書なら重さも厚さも感じないし、外で読む事もできるので読み始めましたが、電子図書でも三分冊でやっぱり長い(゚ロ゚)(当たり前)

で、いつになったら読み終わるのか分からないので、とりあえず、1冊めを読み終わったところで感想をUPすることにしました。

 

朱美は、行ったこともない場所の記憶を持ち、しかも前の夫を繰り返し殺した記憶に苛まれていました。

朱美と偶然関わることになった人々は、朱美に関心をもち、事件はやがて京極堂の元に…

 

話は朱美を中心に様々な場面に繋がり、全容が見えない謎が謎を呼ぶ展開は、このシリーズらしいなあと懐かしくなりました。

 

そして、京極堂、榎木津、関口、木場らお馴染みの人物がだんだんと登場して来ると、懐かしさは頂点に✨

京極堂の蘊蓄、榎木津の根拠のない自信、不安定な関口、活躍の場がなく自分を持て余す木場、そして相変わらず可愛らしく聡明な京極堂の妹敦子。

彼らの今後の活躍を楽しみにしながら第2巻へ。