下鴨納涼古本まつり

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14~16日、京都に行ってきました。
この暑い夏の時期、無理をしてでも京都に出かけた一番の理由は、下鴨神社そばの糺の森で開かれている「下鴨納涼古本まつり」に行きたかったからです。
40近い店舗、約80万冊の本が集まるという、京都で最大の古書イベントです。
 
なぜここに行ってみたかったかというと、もちろん森見登見彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」の影響です。
迷宮のような古書の中を歩いて、私も古本市の神に出会いたい!と思っていました。
 
鬱蒼と茂る糺の森、そばには涼しげに小川が流れています。
パワースポットであるこの森の参道なら、本当に古本市の神もいるかも知れない…と思わされました。
 
古書店によってメインで扱っている本のジャンルも違っています。
私が探していたのは、おもにミステリやSFの絶版本です。
神社側から歩いて行きましたが、手前に昔のSFマガジン、ミステリマガジン、EQMM
がたくさん置いてある店がありました。
興味深かったですが、私がほしかった号はなかったので買いませんでした。
 
ハヤカワのポケミスがずらっと並んでいる店を発見しました。
そこで、以前から探していた「誘惑者ピーター」(アート・バーゴー)を見つけました。
前にミステリ解説本で「驚きの展開」と挙げられていて、興味を持ってました。絶版なので、どこかで出会えないかと思っていましたが、この古本まつりで出会えるとは、嬉しい驚きです^^
 
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サンリオSF文庫は、探し方が悪かったのか少ししか見つけられませんでした。でも、たくさんあっても、売れるのも早そうです。
 
娘は芸能系の雑誌を扱っている店で、少し前の「ピクトアップ」に好きな俳優さんが載っているのを見つけて買っていました。
 
ダンナは古本酔い?したのか、途中から見るのをあきらめてしまいました^^;
日陰があるとは言え、背中を汗が流れる暑さなので、やはりある程度の根性がないと目当ての本を探すのは大変です。
私も後半は、さっと見て興味あるジャンルの店しか入りませんでした^^;
 
私たちが行った時には時間的に合いませんでしたが、児童書コーナーでは紙芝居や絵本のトークライブなどのイベントもあるそうです。
 
結局買ったのは2冊だけでしたが、古本まつりの雰囲気を思う存分楽しめました^^
夢中になりすぎて写真を撮るのを忘れていたのと、ラムネを飲まなかったのがちょっと心残りです。
 
旅行にはモリミー「四畳半神話体系」を持って行っていたのですが、帰ってから続きを読むと、出てくる地名と実際に行った場所がリンクして、知らない状態で読むよりずっと楽しめました^^
 
京都旅行3日間については、こちらから(嵐ファン目線ですが^^;)