2019 ベスト本
今年はというかいつもですが、まるで本が読めていません。そろそろ読書ブログという看板を下ろさなきゃいけないかな…というくらいです。
ベスト10は無理なので、ベスト5です。
昨年のベスト10を賑わわせた作品、噂にたがわず素晴らしかったです。
入れ子式の構造の巧さに唸らされたし、それぞれの事件が読み応え満載でした。
今年のラグビー人気の一翼を担った作品なのは間違いないでしょう。
全くスポーツに興味のない自分がラグビーに惹きつけられるほどラグビーシーンは熱かったです。
もちろん池井戸作品らしい胸の空くような展開も健在です。ドラマ共々感動させられました。
3 Q:A Night At The Kabuki 野田秀樹
雑誌「新潮」に掲載された戯曲です。舞台を見に行った後読みました。涙なしには見れない読めない名作だと思います。ロミオとジュリエットの舞台を日本の源氏と平家の争いになぞらえ、シベリア抑留なども絡めた野田さんらしい作品です。
4 本と鍵の季節 米澤穂信
読書好き、図書室好きにはたまらない物語です。少しビターな味わいも癖になりそうな感じです。ぜひシリーズ化してほしい作品です。
5 魔眼の匣の殺人 今村昌弘
前作同様、クローズド・サークルの成立の仕方に特徴がある作品です。
トリックが複雑で難しかったですが、キャラクターに愛着が湧いてきているので、これからも読んでいきたいシリーズです。
来年はせめてベスト10が出せるくらいは読めたらいいなと思ってます^^;