キノコ本あれこれ

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前に有川さんの「植物図鑑」の感想でも書いたのですが、山菜や野草を見たり摘んだりするのが好きです。それで、関連本もいろいろ持っているのですが、中でもキノコについての本は多いです。キノコは探すのも食べるのも大好きです。学生の時に、地域主催のキノコ狩りに家族で参加したことが何回かあります。地元では有名なキノコの専門家の方(私が持っているキノコ本にも名前が)が来ていて、食毒を見分けてくれました。自分では食べられるキノコはほとんど見つけることができませんでしたが、探すだけでも楽しかったです。無料で振る舞われたキノコ汁を食べて大満足でした。わずかに見つけた食用キノコは、帰ってから酢の物や煮付けにして食べました。今ではなかなかキノコ狩りには行けませんが、道端に出ているキノコを見つけると、これ何のキノコかな~とついしげしげと見てしまいます。
 
シーズンからはやや遅れたこの時期、何でキノコの話?と思われるでしょうが、先日面白いキノコ本を二冊入手したのです。それを筆頭に、私が持っているキノコ本をいくつかご紹介します。
 
「キノコの魅力と不思議」 小宮山勝司
サイエンス・アイ新書の一冊です。先日新聞で見つけたこの本、キノコにまつわる話が体験談も含めいろいろ載ってます。爆笑ものの話も多く、写真もきれいで図鑑としても使えて、最近のキノコ本のなかでもかなりHitだと思います。
 
「考えるキノコ」 INAXギャラリー
「考えるキノコ展 摩訶不思議ワールド」のパンフレットとして発売された本だそうです。とにかく写真が美しいです。見たこともない外国産の青いキノコなんかも載ってます。また海外や日本の古い手描きの図譜がたくさん載っていてそれを見るのも楽しいです。
 
「山渓カラー図鑑 日本のキノコ」
600ページ以上もあり、分厚く重たく、フィールドに持ち込むにはおよそ向かない本です^^;でも、キノコ図鑑の中では最高峰の一冊でしょう。
 
「夢自然きのこ①②」
キノコの専門家達がキノコについて語りながら紹介する形になっています。②の方は座談会形式になっているのが面白いです。山と渓谷社の本なので写真もきれいです。
 
「キノコ狩りガイドブック」
持ち運ぶのにも便利なサイズで、内容もなかなか充実しています。料理の写真も載っていて楽しいです。けっこうお世話になりました。
 
「毒きのこ・絶品きのこ狂騒記」 小山昇平
タイトル通り、毒きのこにあたった話や、山にキノコ狩りに行って事故にあった話など、キノコ狩りには危険もつきまとうということがたくさん載ってます^^;でも、マツタケを始めおいしいキノコを巡っての攻防など、わくわくするような話も盛りだくさんです。
 
「毒キノコが笑ってる」 天谷これ
ちょっとユルいイラストが楽しい、シロウト向けのキノコ狩り入門本です。キノコを見分けるには向きませんが、キノコ狩りの楽しさを知るには最適でしょう^^
 
「なにがなんでも!きのこが好き」「森のきのこ採り」 小林路子
イラストレーターである作者が、素敵でかわいらしいイラストとともに、キノコを見つける楽しさについて語った本です。前者の方は料理もたくさん載ってて実用的です。後者の方は自然の中にあるキノコの様子、周囲の自然の美しさが中心です。
 
この他にも何冊かきのこ図鑑や山菜ときのこが一緒に載ってる本などを持ってます。小説は積読本を山のように持っている私ですが、手持ちのキノコ本は一冊残らず読破しているという、恐るべしキノコ本の吸引力(笑)ここに挙げた本はきっと読んだ人をキノコ好きにしてくれると思います^^