古書店巡り再開!

ひさびさに週末良い天気に恵まれました。それで一ヶ月半ぶりに山を越えて古書店巡りに出かけてきました^^

まず、新刊書店なのに古本コーナーがあるフタバ図書へ。買ったのはすべて文庫です。

「死体を買う男」 歌野晶午
江戸川乱歩萩原朔太郎が事件の謎に挑むというところが面白そうです。

「斜陽・パンドラの匣」「ヴィヨンの妻人間失格ほか」 太宰治
先日見た映画の「グッド・バイ」と読んだ原作から、急に太宰を読み直したくなって買いました。「太宰治映画化原作コレクション」の1と2で、装丁もすっきりとして気に入りました。


次にぶくおふH店へ。ここでは300円以上の文庫本250円セールをやってました。それで大量買い^^;

「悪人(上・下)」 吉田修一
いつか読みたいと思いながらなかなか買うタイミングがつかめずにいました。普通の表紙の上に映画版の表紙(妻夫木君と深津さんの)がかけてあるバージョンです。

「巨流アマゾンを遡れ」 高野秀行
冒険のためには苦労を厭わない著者のノンフィクションです。

「未来医師」 フィリップ・K・ディック
前から探していたタイムスリップ物です。「Jin」SF版?(違

「ローマ帽子の謎」 エラリー・クイーン
これは確か読んでいない国名シリーズでした。これが一番最初なんですね。

「NEXT(上・下)」 マイクル・クライトン
生前最後に発表された作品です。遺伝子物です。

「ラベンダー・ドラゴン」 イーデン・フィルポッツ
「闇からの声」で有名なミステリ作家フィルポッツが書いたファンタジーです。

「最後の夢の物語」 ロード・ダンセイニ
「不死鳥を食べた男」以外はショート・ショート集のような盛りだくさんの幻想短編集です。


最後はぶくおふY店へ。残念ながら何のセールもやっていませんでしたが、いい本を見つけました。

「小さいおうち」 中島京子
今回買った唯一の単行本です。前回の直木賞作品です。装丁がいいですね。

「作者不詳(上・下)」「災園」 三津田信三
昨年文庫で出たばかりの、新品にしか見えないこの三冊を見つけました^^「作者不詳」は評判が良いようなので楽しみです。

「怪談の悦び」 H・R・ウェイクフィールド
キップリングやシンクレアなど何人か知っている作家さんが載ってます。表紙はひらいたかこさんで、怖い中にもユーモアがあっていいです^^


今年こそは三津田さんの作品を読もうと思ってます。短編集からにするか、刀城シリーズにするか… 作家シリーズ、家シリーズ、はたまた死相学探偵… 多すぎて悩みます。