ゆず、香る 有川浩
入浴剤とセットになった「ほっと文庫」の一冊です。Amazonではしばらく品切れで、大手書店でやっと見つけました。
入浴剤はゆずの香り。タイトル通り、主人公のゆずにまつわる思い出と、甘酸っぱい恋物語が描かれています。
主人公も、相手の男性も名前が語られず、彼女と彼のままなのが珍しいです。読んでいる「あなた」の物語でもあり得る、ということなのかも知れません。
彼女の父親の田舎がゆずが採れる山里で、ゆずの収穫を手伝ったり、ゆずをお風呂に入れたりと、生活には欠かせないものでした。都会に来てからも、ゆずを送ってきていたのですが、家族が亡くなり、田舎とはだんだんと疎遠になってしまいます。
彼女の父親の田舎がゆずが採れる山里で、ゆずの収穫を手伝ったり、ゆずをお風呂に入れたりと、生活には欠かせないものでした。都会に来てからも、ゆずを送ってきていたのですが、家族が亡くなり、田舎とはだんだんと疎遠になってしまいます。
昨年、たくさんゆずをもらって、料理に使い切れなかったので、お風呂に入れてみました。ゆずの香りは大好きなので、新鮮な香りにつつまれながら入るお風呂はとても気持ち良かったです。
彼女のゆずについての思い出は、自分の思い出を、香りとともに思い出させてくれました。
彼女のゆずについての思い出は、自分の思い出を、香りとともに思い出させてくれました。
彼女と彼は同じ英会話サークルに所属しています。二人とも地元に対する思いが人一倍強く、地元の名産品のことで英語で議論を戦わせて一歩も引きません(笑)
仲が悪いわけではなくて、相手の反応を楽しんでいるのですが、遠慮無く物が言い合える関係って、友達のまま進展しないことも多いですよね。彼女と彼もその典型的な例で、相手のことが気になるものの、距離が近すぎて、かえって何の進展もないまま時が過ぎます。
仲が悪いわけではなくて、相手の反応を楽しんでいるのですが、遠慮無く物が言い合える関係って、友達のまま進展しないことも多いですよね。彼女と彼もその典型的な例で、相手のことが気になるものの、距離が近すぎて、かえって何の進展もないまま時が過ぎます。
ガンダムが出てくるのは、角川が提携してるのがバンダイだからでしょうか^^;物語の進展に直接関係はないものの、印象に残る話題ではあります(笑)ガンダム世代っていったいどれくらいの年代を言うんでしょうね?やっぱり初期ガンダム(あまり詳しくないですが^^;)をよく知ってる年代でしょうか?
入浴剤は本を読む前に使ってしまったのですが、ゆずの香りだけの入浴剤と違い、本当にゆずの皮から採ったオイルが使われています。甘ったるさはなくて、ゆずそのままの酸味を生かした香りが珍しかったです。産地が書いてあったので、へえと思ったのですが、物語とこんな風に関わってくるとは思いませんでした。
二人の気持ちが初々しく、とても爽やかで読後感の良い物語です^^
読んだ後に入るか、入った後に読むか…お好きなほうでどうぞ^^
読んだ後に入るか、入った後に読むか…お好きなほうでどうぞ^^
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こんばんは!再びお邪魔します。
TBに加えて、ブログリンクまで!ありがとうございます。
そして、ゲスブに頂いたコメントを見て、まずコメント残すべきこちらに何もしていないことに気が付きまして・・・失礼しましたっ!!;ではでは、またお邪魔させてください! 削除
>佳乃さん
2011/12/4(日) 午後 10:52 ねこりん 返信する
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ゆず湯って気持ちいいですよね~。私はブログのお友達からお借りしたので入浴剤の方は使えなくて残念だったのですけど。
ラストが有川さんらしくてニヤリとしちゃいました。『県庁おもてなし課』とのリンクも嬉しかったです。 削除
いえいえ、コメントありがとうございます^^
短い物語でしたが、とても良い印象を残す話になっていましたね^^
ガンダムって、乙さんが中田永一で書いてる話にも出てきてました。短い物語でしたが、とても良い印象を残す話になっていましたね^^
2011/12/4(日) 午後 10:52 ねこりん 返信する
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ラストが有川さんらしくてニヤリとしちゃいました。『県庁おもてなし課』とのリンクも嬉しかったです。 削除
>べるさん
「県庁おもてなし課」は読んでないのですが、リンクがあるというのは楽しみです^^
ゆずって料理に使うのも大好きで、家族もみんなゆずが好きなのでいろいろなことに使っています^^ 削除
2011/12/5(月) 午後 6:09 ねこりん 返信する