年末、新年に買った本

年末年始と、この三連休に古書店を巡って買った本を紹介します。

まず単行本です。
「開かせていただき光栄です」  皆川博子
昨年評判だったこの本を、さっそく手に入れました。今読んでる本が読み終わったら、読もうと思います。

桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活」  奥泉光
ドラマ化されるようですが、クワコーって佐藤隆太くんみたいなイメージ…?
表紙とずいぶん違いますが^^;

「おとぎのかけら」  千早茜
「魚神」が話題になってました。そちらは読んでいないのですが、外国の童話を元にしたこの短編集が気になりました。


文庫本です。
「図像探偵 目で解く推理博覧会」  荒俣宏
さまざまな書物から図像を選んで、そこから分かることを推理するユニークな本です。
伊藤若冲の「群鶏図」も載っています。

「クリスチィ短編全集1~5」 アガサ・クリスティ
創元推理文庫の絶版になっている物で、5巻まとめて出ていて、これは今買わないと…と思いました。色違いのスタイリッシュなカバー、タイトルの「クリスチィ」も時代を感じさせていいです^^


ここから後は全部百円の文庫です。
ぶくおふでしたが、「え、これが百円?」という本がたくさんありました。「テンペスト」の文庫とか、「インシテミル」の文庫とか…。百円じゃない棚にもあったので、ダブってるうちの状態の良くない方は百円にしてたのかも。

「心臓と左手」  石持浅海
安楽椅子探偵もので、読んだことないシリーズのようです。

「嘘神」  三田村志郎
第16回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作です。同じ回の受賞作「今昔奇怪録」(朱雀門出)の方は持ってたけど、そういえばこれはなかったな…と思って買ってみました。

一千一秒物語」  稲垣足穂
これはもしかして別バージョンで持ってたかも…と思ったのですが、表紙が素敵だったので。

「スタートライン 始まりをめぐる19の物語」
「始まり」をテーマにしたアンソロジーです。恒川さん、中田さん、三崎さん、万城目さんの名前があったので買いました。

「血の12幻想」
血をテーマにした、津原さん監修のアンソロジーです。このシリーズの他の2つは持っていて、これだけありませんでした。

「眠れるスフィンクス」  ジョン・ディクスン・カー
フェル博士もので、これは読んだことなかったので。

「時間泥棒」  ジェイムズ・P・ホーガン
表紙を開いたら、創元社が関係者に宛てた重版のお知らせの紙が入っていました。どうもこれは、関係者用に配った一冊のようです。


年末に私設図書館に大量に入っていた家族の本を、新しい本棚を買って移動しました。それで、私設図書館もかなりスッキリ^^
それに気を良くしていっぱい買ってしまいました^^;文庫がほとんどとは言え、ちょっと買いすぎたかも^^;