2013-01-01から1年間の記事一覧

GWに買った本(たぶんpart1)

GWに入りましたが、カレンダー通りの休みなのでまだ大したことはできていません^^; でも、とりあえず新刊書店&古書店には行ってきました。 新刊単行本です。 「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」 村上春樹 発売日に買っていたのですが、書く…

コフィン・ダンサー  ジェフリー・ディーヴァー

やっと長年の願いだったディーヴァーのライムシリーズに戻って来ました! それにしても遡りすぎでしょ、っていうツッコミもあるかと思いますが^^; なぜかと言うと…タイミングを逸したというのが正直なところです。読まずにいるうちにどんどん新作が出て、…

ネットで買った本

今回はすべてネット古書店です。GWになったら古書店巡りに行きたいです。 単行本です。 「空飛ぶ広報室」 有川浩 航空自衛隊を、広報室という別の視点から見た物語です。 自衛隊にはあまり関心がないのですが、ドラマ化が気になって買ってみました。 「冬…

CREA 読書特集

毎年楽しみにしているCREAの読書特集。いつも読書の秋に発売なのに、昨年は出なかったなと思っていたら、今回は春でした。 この読書特集って福山さんの表紙が多いんですよね。春発売ももしかしたら、ドラマ「ガリレオ」に合わせてだったのかも。 という…

4月に買った本

忙しくて古書店に行けないので、ひさびさにネット古書店で買いました。 単行本です。 「箱庭旅団」 朱川湊人 朱川さんの作品好きなんですが、最近読んでないなあ…と。 いくつか積んでるので読みたいと思います。 「ロジャー・シェリンガムとヴェインの謎」 …

厭な物語  A・クリスティー他

タイトル通り、厭な結末を迎える物語のアンソロジーです。 昔はホラーをよく読んでいたので厭な話には慣れていました。キングなんて厭な話の方が多かったし…。 でも最近はそういう話を読むのがしんどくて遠ざかっていました。 久々に読んだけれど、厭な話に…

ガソリン生活  伊坂幸太郎

本邦初…?かも知れない、車が語り手の物語です。財布が語り手のミステリがあるくらいだから、車が話しても問題ないですね(笑) 緑色のデミオを運転する望月良夫は、誰かから逃げている元女優の荒木翠に頼まれて車に乗せることになります。しかし、翠と別れて…

プラチナデータ  監督 大友啓史

28日、Tジョイ博多であった舞台挨拶つきの上映に行ってきました。 ニノの挨拶についての記事はこちらをどうぞ。 完全ネタバレになりますので、映画&原作はこれからという方はご注意下さい 原作と映画はかなり違うところがあったので、その違いにふれなが…

老舗の古書店で

ひさびさに、老舗の個人経営の古書店に行ってきました。 ビブリアほどではないけれど、けっこう珍しい本もあります。遠いのでなかなか行けないのが残念です。 今まで、なじみの古書店に行ってみたら閉店していたという悲しい思いを何度もしてきたので、この…

書店員あるある  書店員あるある研究会

最近人気のあるある本。中でもこの本は気になっていました。 書店員さんから見た内容ですが、頻繁に書店に出入りする側としても「あるある!」と思わず膝を打ってしまいます。 初めと真ん中あたりに、業界用語や書店の基礎知識が載っているのが親切です。 最…

推理作家ポー 最期の5日間  監督 ジェイムズ・マクティーグ

少し前「黒猫の接吻あるいは最終講義」を読んで、ポー再読熱が高まっているところに、この映画を発見して観てみました。 映画が「ポー」なので、この記事では「ポオ」ではなく「ポー」の表記でいきたいと思います。 タイトルのように、ポーが亡くなる前の5…

サイモン・アークの事件簿 I  エドワード・D・ホック

世界中で起こる怪奇事件を解決するサイモン・アークを主人公にしたシリーズ第1巻です。 何と言ってもキャラクターがユニークです。サイモンは自称2千才。見た目は70代です。でも、1編目と最後の作品まで40年以上の月日があるのに、サイモンの見た目は…

春先に買った本

新刊単行本です。 「ガソリン生活」 伊坂幸太郎 伊坂さんの本は新刊で買わずにはいられません。 本邦初…じゃないかも知れないけど、車が語り手の物語です。 古本単行本です。 「七つの海を照らす星」 七河迦南 「アルバトロスは羽ばたかない」を先に読んでし…

たんぽぽ娘(海外ロマンチックSF傑作選2) 風見潤編

ドラマの「ビブリア古書堂の事件手帖」、今日はコバルト文庫の「たんぽぽ娘」が取り上げられていました。 これは私が子供の頃からずっと大切にしてきた本です。 「海外ロマンチックSF傑作選」全3巻のうちの2で、3冊一緒に母が買ってくれたものです。ラ…

黒猫の接吻あるいは最終講義  森晶麿

「黒猫の遊歩あるいは美学講義」の続編です。このシリーズはもう三作目まで出ています。前作は短編集でしたが、今回は長編です。赤を基調とした前作、青を基調とした本作と、装丁も素敵です。 黒猫と、その友人のガラスアーティストである塔馬、そして2人に…

天地明察  監督 滝田洋二郎

昔の日本では、暦は中国の物を使っていたそうですが、日本で初めてのオリジナルの暦を作った安井算哲(渋川春海)の半生を描いた作品です。 原作ではおもに春海という名前の方が使われてませんでしたっけ?珍しく図書館で借りた本で手元にないのですが、読書…

本よみうり堂 道尾さんの文章を読んで

日曜日の読売新聞には「本よみうり堂」というページがあり、その中の「HONライン倶楽部」という作家さんが登場するコーナーは、今回道尾秀介さんでした。 この道尾さんの文章に感銘を受けたので、全文載せてみたいと思います。 「6つの単語だけで小説が…

ビブリア古書堂の事件手帖2~栞子さんと謎めく日常~

ドラマに遅れを取ってしまいましたが、第2巻です。 1巻を読んだ時に、栞子さんが、いかにも男性の憧れ的なキャラだなあ…と思ったのですが、2巻を読んで、さらに青年マンガ的な視点が盛り込まれていたので、あまりそっちの方に行かないでほしい…と思いまし…

蔵書増殖中

「本にだって雄と雌があります」という本がありますが、ネズミ算の如く蔵書を増やしている今日この頃です^^; 古本単行本です。 「屍者の帝国」 伊藤計劃×円城塔 一番ほしかった本、ついに発見しました^^ 「ブラック・アゲート」 上田早夕里 未知種の蜂…

さあ、気ちがいになりなさい  フレドリック・ブラウン

久しぶりに読んだ「異色作家短篇集」です。まだ2冊目なんで、このシリーズを読み終わるのがライフワークかなと思ってます。 子供の頃から愛読してきたブラウンなので、この傑作集の作品の多くは既読でした。でも、訳が何と星新一さんなんですよね。そういう…

ハンガー・ゲーム  監督 ゲイリー・ロス

まだ日本公開前、大ちゃんが飛行機で観て面白かったと言っていたこの映画、DVDで観ました。 都市パネムの富裕層が、娯楽のために開催する「ハンガー・ゲーム」。貧民層が住む12の周辺地区からくじ引きで選ばれた12~18才の子供達が、最後の1人にな…

和菓子のアン  坂木司

デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働く梅本杏子(アンちゃん)が、和菓子やお客さんにまつわる謎に出会うミステリーです。 実は和菓子は苦手で…^^;でも、昔よりは食べるようになったかなと思います。 お茶を習っていた時には、先生が名店から取り寄せていた…

SFづいてます

もともと本を読む&買うは趣味ですが、最近買うペースが上がりすぎて… ストレスかなあ~^^; 全て古本です。 「不思議の扉 時をかける恋」「不思議の扉 時間がいっぱい」 大森望編 時間物のアンソロジーで、あと2冊あるようです。 有名作家さんが名を連ね…

脳男  首藤瓜於

映像化でお蔵出し第2弾です。 第46回江戸川乱歩賞受賞作で、この度生田斗真くん主演で映画化されました。 連続爆破事件の犯人を追う茶屋刑事は、犯人を追い詰めますが、あと一歩で取り逃がしてしまいます。現場にいた謎の男鈴木一郎を犯人の共犯として逮…

増えてる本

最近順調に?蔵書を増やしております^^; 買った本を記録しておかないとますますダブリ本が増えちゃうので、 できるだけこまめにUPしとこうと思います~。 それでは最近買った本。すべて古本です。 「遊星ハグルマ装置」 朱川湊人、笹公人 朱川さんと歌人…

パイの物語  ヤン・マーテル

動物園経営者の一家がインドからカナダに移住する時船が転覆し、生き残った少年パイがベンガルトラとボートで漂流する物語です。 もうすぐ映画公開ということで今TVで宣伝をしていますが、そう言えばこの本持っていたな…と私設図書館から引っ張り出してき…

三連休に買った本

先日の三連休に買った本です。 新刊単行本です。 「笑うハーレキン」 道尾秀介 何とか追いついたと思う頃には次の新刊が出るという…嬉しい悲鳴ですが(笑) 古本単行本です。 「残穢」 小野不由美 小野さんの本は久しぶりに買いました。 「いつかふたりは二匹…

禁断の魔術 ガリレオ8  東野圭吾

立て続けに出た短編集の最新刊です。 前作よりも読み応えのある作品が多かったです。 「透視す(みとおす)」 透視をして湯川を驚かせたホステスが殺されます。 お客を楽しませようとしたことが裏目に出てしまったんですね… 分かってしまえば単純なトリック…

アフタースクール  監督・脚本 内田けんじ

探偵である北沢(佐々木蔵之介)は、ヤクザから木村(堺雅人)を探す依頼を受けます。謎の女と写真に写っている木村。どうやらその女性がヤクザにとって重要な存在らしいのですが…。 北沢は、身重の美紀(常盤貴子)を置いて失踪した木村を探すために、木村…

謎解きはディナーのあとで3  東川篤哉

新年第1弾は楽しく読めるこの作品からです 8月に映画公開ということで、帯に翔くんと北川さんの写真が入っていていい感じです^^ 嬉しかったのは、扉絵にもなってた裏表紙のイラストのペットボトルに「nazo-d」と書かれてたことです。 相葉ちゃん命名の…